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label retaining法

LABELRETAININGほう

細胞分裂の遅い細胞を分裂時に核に取り込まれる物質を利用して標識(ラベル)する方法.一定期間標識物質を投与した後に投与を中止すると,分裂の早い細胞では標識が希釈により薄くなるのに対して分裂のゆっくりした細胞では標識の濃度が維持(label retain)される.in vivoでは幹細胞がゆっくり分裂することを利用した検出法.(実験医学増刊332より)

再生医療2015 幹細胞と疾患iPS細胞の研究最前線

飛躍する基礎研究 加速する臨床への挑戦

岡野栄之,山中伸弥/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです